●江戸和本●農家訓 山名文成 ディスカウント 天明4年 通俗教訓 農民用心 赤子養育 堪忍

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農家訓 【判型】半紙本2巻2冊。縦233粍。 【作者】山名文成作。 【年代等】天明4年3月作・刊。[大阪]柏原屋与左衛門板。 【備考】分類「教訓」。『農家訓』は、上下2巻からなる通俗教訓書で、上巻に「四恩」「五常」「農民用心の説」「赤子養育成人弁」「準縄曲尺弁義」「始末の大旨は早く知るに在る説」の6章、下巻に「天下の三民同恩の解」「小童へ学を勧むるの説」「堪忍両義章」「三光天象違はざる義」「孝行意得の説」「上下通情の弁」の6章を掲げる。このうち、育児については、第2章「赤子養育成人弁」で百姓にとって五穀の種を選ぶことが何より重要であるのと同様に、育児も妊娠・出産時から父母が誠の心で正しい行いをして親孝行な善人に育てること(善き種をうへて、善き花を咲せ、善き実を取る事)が大切であり、幼時より溺愛による誤った教育を斥け、八歳になったら読み書きを教え、徐々に家業も習わせるべきと説く。その際、「短慮にして罵り怒りおし」えることは子供の心をひねくれさせてしまうため十分に注意せよと警告し、「不孝の罪は親に七分、子に三分」と諭す。また、第6章「小童へ学を勧むるの説」では農家子弟の余力学問について良き師を選び善を教えるべきこと、また、手習い・学問にも過不及や中庸の心が大切なことを説く。さらに第9章「孝行意得の説」では、「父子の間は善を責めず。善を責むるときは離る。離るときは不祥これより大いなるは莫(な)し」など親子間の心得を述べる。なお、作者の山名文成は、江戸時代中期、紀伊名草郡永穂村の農民で、庄屋または農業指導者と思われる。生没年未詳。名、文成。公共事業に尽力し、農耕の暇に本書を著した(『国書人名辞典』参照)。 ★原装・題簽付(一部破損)・表紙はやや汚損、本文は状態良好。記名なし・蔵書印あり。【参考価格(初出品時の相場):日本の古本屋で、上巻1冊が、5,000円】。

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