[現在、在庫ございます]大好きなお花の一つ（いや、一番好き♡）キンモクセイをとてもとても手間のかかる方法（総手仕事・笑）で制作しました。一つ一つの花、葉っぱ、枝をイメージしたイヤーカフの輪っか部分の全てを一枚の真鍮板から糸鋸で切り出して、やすりで形を整え、花びらの質感に近づくように様々な道具を使い加工し、それぞれのパーツをロウ付け（溶接）していきます。使うロウは、綺麗に仕上げたいので0.5ミリほどのチリみたいな大きさのもの。糊付けの糊も少なく使った方が綺麗に仕上がるのと同じです。（このロウ付けに関しても書きたいことはたくさんあるのですが、またの機会に♪）出来上がったものを「原型」として「型」を取り、鋳造・量産できればと考えていたのですが、原型としては複雑（？）なので、原型を分解して「型」も二つは必要とのこと。メリットとデメリットを聞くうちに、「・・・100個くらいご注文いただいたら、そうしようかな？」と思い（笑）『今回は手作業で一つ一つ作る！！』ことにしました。板材だけで作ることのメリットは「軽い」ということ。余分な厚みがないのでシャープな印象ですし、着けてることを忘れるぐらい軽いのです。その重さ、約1.3g。人気の「ひと粒フローライトのイヤーカフ」でも3.5gあるので、その軽さは実感されると思います。イヤーカフの輪っか部分は火をかけて『なます』ことで柔らかくしてありますので、お耳にフィットするよう調整可能です。ぜひしっかりとお耳に合うように装着してご使用くださいね。キンモクセイが香る時期は、できるだけ在庫を準備しておこうと思います。気持ちを込めて、丁寧に作ります。焦らずのんびりと。身につけてくださった方が、いつも穏やかな気持ちでいられるように。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◆使用金属 真鍮 モチーフ部分 約17ミリ×15ミリ イヤーカフの輪っか部分 直径約17ミリ